最近、異音を発するようになった私のパソコン「Lenovo G560」。
OSはWindows10にバージョンアップして問題ないが、部品がとうとう寿命の様です。
通常、パソコンの寿命は「OS(Windowsw)サポート終了」「部品の経年劣化」などの理由から、
約5年と言われるので、それを考えると7年間トラブルもなく動作した我が家のLenovo G560は、商品としては当たりだったようです。
そこで、本当は買い替えた方が良いかもしれませんが、お金がないので「SSD換装」に初挑戦です。
一応「SE」という職業柄、パソコンを使うことには馴れていますがハード面の知識はほとんど素人同然...そんな私が「お金がないからSSD換装!」と、簡単に出来るものなのか?と不安がありましたが、結果は「素人でも大丈夫!」でした。

今回の記事ではSSD換装したときに参考とした記事、購入したSSDの紹介、私の失敗談などをまとめました。
では。
SSD換装した端末及び購入商品
まず最初に、SSD換装したパソコンのスペック及び、使った(※購入した)SSDなどを紹介します。
SSD換装した端末「Lenovo G560」
冒頭でも書きましたが、今回、SSD換装する端末は異音を発するようになった「Lenovo G560」というパソコンで、2010年2月頃に発売を開始した商品です。
7年近く前のパソコンですから今の世の中のパソコンと比べると非力ですが、買った当時はそれなりに速く、不満がほとんどないパソコンでした。
スペックの詳細は以下です。
ブランド | Lenovo |
---|---|
型番 | G560 06792HJ |
OS | Windows10 Home 64Bit ※OS入替済 |
CPU | Core i3 330M |
メモリ | 4GB |
ストレージ | HDD 320GB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ディスプレイ | 15.6型 |
無線LAN | IEEE 802.11 b/g/n |
有線LAN | 10/100Mbps |
とりあえず、数年前にOSはWindows7からWindows10にバージョンアップしているのでOSのサポート終了を気にする必要はなくなりましたが、昔に比べて会社パソコンのスペックが上がっていることから、自宅のパソコンを使うとかなりストレスを感じるようになりました。
そんなストレスを感じているときにHDDから異音です。
これがキッカケとなり、SSD換装を行うことにしました。
SSD換装で必要な3つのもの
では、SSD換装をするには何を用意すれば良いのか?
私が買った商品の紹介も兼ねて説明します。
必要なものは3つです。
HDD交換用の「SSD」
まず当たり前ですが、SSD換装というくらいなので「SSD」です。
SSDとは
正式名称はSolid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)と言い、HDDと同じように使うことのできる記憶装置です。
HDDは回転する円盤に磁気でデータを読み書きする構造となっているのに対し、SSDは内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きする構造になっています。
メモリーチップにデータの読み書きするためHDDに比べると読み書きが速く、動作音も静かというメリットがあるが、逆にデメリットとして、容量単価が高くなりHDDに比べて高価になるという点があります。
HDDに比べて価格は少し高いですが、私の購入した時でも250GBのSSDが約1万円で購入できました。
最近はその頃を比べるとかなり安くなり、当時の半額程度(約5,000円)で購入することができるので、250GBといわず500GBのSSDを購入しても、予算1万円におさまる計算です。
最低、交換前のHDD容量と同じ容量のSSDを購入すれば良いので、古いパソコンだと1TBの大容量HDDの付いているものは少ないと思うので、安価にSSD換装することができるのでは?と思います。
クローン用の外付けケース(ケーブル)
2つ目がSSDを外付け接続するためのケース or ケーブルです。
SSD換装はクローンソフトを使って現在のHDDの内容をSSDにコピーするため、SSDを外付け接続する必要があります。
その時に必要なのものが外付けケース、もしくは、外付けケーブルです。
私はクローン作業だけの目的でお金を払うのはもったいなかったので、外付けケースを購入しました。
最悪、他にも使わなくなったノートパソコンが何台かあるので、それらからハードディスクを抜き取って今回購入した外付けケースに入れれば外付けハードディスクとして利用できると思ったからです。
補足ですが今回の私、外付けケースとの相性が悪くハマったので、特にLenovoパソコンのSSD換装をする方はご注意を!

クローンソフト
最後はクローンソフトです。
SSDと外付けケース(or ケーブル)は無ければ購入する必要がありますが、クローンソフトはネットからダウンロードします。
SSD換装でクローンの定番フリーソフトと言ったら、以下の2つです。
- EaseUS Todo Backup
- AOMEI Backupper Standard
ちなみにこちらも補足ですが、外付けケースだけでなくクローンソフトでも相性でハマりましたので、ケース同様にLenovoパソコンをSSD換装する方はご注意を!
エラーなどが発生したら、以下の記事が参考になるかもしれません。

クローンソフトのダウンロードは以下から行えますので、リンクを貼っておきます。
EaseUS Todo Backupのダウンロード(公式サイト:EaseUS)
EaseUS Todo Backupのダウンロード(窓の杜)
3つのものを準備したらSSD換装が始められます。
SSD換装は素人でも簡単!
SSD換装はザックリ言うと、以下の2つの作業で完了です。
- クローンソフトを使い、HDDの内容をSSDへコピーする
- パソコンからHDDを外し、1.でコピー(※クローン)したSSDに付け替える
上記の「パソコンからHDDを外し」と言うところ、もしパソコンの分解に不安を感じる方は「G560 分解」のようなキーワードでググると、分解方法の紹介動画や紹介記事がたくさんヒットします。
不安なら「パソコンの型番+分解」というキーワードで事前に検索して調べておけば安心でき、ここさえ押さえておけばSSD換装は出来た様なものです。
私の様にエラーが出なければ、クローンソフトが勝手にやってくれるので...
では、それぞれのクローンソフトの手順について、私が参考にした情報も紹介します。
どちらも画像で説明してあるサイトで、迷わずに作業できると思います。
HDDをSSDへ交換した効果は?
では、SSD換装でどのくらいの効果があったのか?
私の「Lenovo G560」の結果を紹介します。
体感スピードは約3割アップで、起動、終了、ブラウザといった全てのパソコン操作で効果ありです。
詳細を知りたい方は以下の記事をどうぞ↓

では最後に、SSD換装をオススメする方とは?について私の考えを書き、終わりにします。
HDD交換のSSD換装がオススメな人
新しいパソコンを買い換えるとすれば数万円~数十万円のお金がかかります。
それだけのお金が出せるなら「SSD換装」するより新しいパソコンを買い替えた方が手間や時間をかけずにスペックアップすることができます。
ただ、新しいパソコンを購入するのは厳しい!と思っている方も多いと思います。
そこで、私が「SSD換装はどんな人が向いているのか?」を考えたところ、以下の3つにあてはまる様なら、満足する結果が得られるだろう!と思います。
- パソコンのディスクがSSDではない(※必須)
- 古くても買い替えるお金の余裕がない
- いまのパソコンに愛着があり買い替えたくない
- HDDの異音が気になり始めた
- 起動、終了が遅くてイライラする
とりあえず私は「SSD換装」でパソコンを延命することができたのでコツコツお金を貯め、次こそは新しいパソコンを購入したいと思います

買うなら、またコスパのイイ「Lenovo(レノボ)」だと思いますが...

では、また。
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