PayPay銀行の「個人情報の更新専用URLのご案内」メールに注意!

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本日気が付きましたが、PayPay銀行を騙った「個人情報の更新専用URLのご案内」という迷惑メール、直近10日間で5通も届いていました。

今回のPayPay迷惑メールは、異なるメールアドレスから何通も同じ文面で送って来るから、かなりウザイ!です。

では今回も「PayPay銀行 個人情報の更新専用URLのご案内」メールの怪しい点、詐欺を見破る方法を紹介します。

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個人情報更新のご案内メール内容

PayPay銀行を騙った、件名「個人情報の更新専用URLのご案内」の迷惑メールの内容は以下です。

PayPay銀行口座の個人情報の有効期限が切れています。ご利用前に個人情報を更新してください。メールを受け取ったお客さま専用のページです。ほかのお客さまはご利用いただけません。期限内に申し込みが完了しない場合、取引が制限される場合がありますので、お早めに個人情報の更新を行ってください。ご不便をおかけして申し訳ございません。 ※本メールへの返信によるご質問にはご回答できません。 PayPay銀行

紹介するメールは1通ですが、他にもメールアドレス違いで4通も届いていました。

現時点で...

ではいつも通り「個人情報の更新専用URLのご案内」メールの詐欺を見抜くポイントを紹介します。

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個人情報更新メールの怪しい点

迷惑メールを見抜くには、差出人メールアドレスとメール本文の違和感を察知することです。

差出人のドメイン名が意味不明

どの企業の迷惑メールも、最近は差出人アドレスに企業名のアルファベット文字を入れてくる様になり、詐欺の手口が巧妙になってきたので騙されないように注意です。

PayPay銀行からの「個人情報の更新専用URLのご案内」詐欺メールの宛名

ただ、どんなに詐欺の手口が巧妙になろうと、見抜くポイントさえ知っていれば差出人で見抜けます。

見抜くポイントは、差出人アドレスのユーザ名の箇所ではなくドメイン名にあたる箇所です。

迷惑メールの被害に遭わないため、おさえておきたい見抜く方法!
最近の迷惑メール(詐欺メール)はかなり巧妙になっています。私も最初は迷惑メールを見抜く方法を知りませんでしたが、何度もブログで迷惑メールの記事を書き、少しずつ詐欺の手口がわかってきました。迷惑メールは見抜く方法さえ知れば怖くないので参考に!

今回の差出人アドレス「<PayPay銀行> <japannetbank.co.jp@vgyddmbhlkkjfdssu.cn>」で言えば、ドメイン名は「@」以降の「vgyddmbhlkkjfdssu.cn」の箇所です。

本物のPayPay銀行からのメールであれば、企業名を連想できる文字が含まれているハズです。

もちろん、ドメイン名に企業の連想できる文字を入れてくる詐欺メールもゼロではないので100%断定することは出来ませんが、現時点ではまだ有効な見抜き方です。

異なるメールアドレスで複数届く

そして冒頭で書きましたが、同じ文面で異なるメールアドレスから計5通も届いている。

どの迷惑メールのアドレスも、ユーザ名の箇所は「japannetbank.co.jp」で同じですが、ドメインにあたるところでPayPay銀行(※旧ジャパンネット銀行)を連想できる文字は含まれていません。

PayPay銀行 迷惑メールで使われたドメイン

  • vgyddmbhlkkjfdssu.cn
  • gycztdo.cn
  • hwktrmw.cn
  • dnqcoot.cn
  • bdqcrhn.cn

本物のPayPay銀行が出すメールであれば、同じ文面のメールを異なるアドレスから送信するわけない!

PayPay銀行が公開してない差出人

また、最近は公式サイトで「送信に使うメールアドレス」を公開する企業が多くなっています。

PayPay銀行も公開しているので、現時点、以下のメールアドレス以外なら迷惑メールです。

PayPay銀行から配信されるドメインとは

  • cc.paypay-bank.co.jp
  • cc02.paypay-bank.co.jp
  • paypay-bank.co.jp
  • fx.paypay-bank.co.jp

PayPay銀行 (paypay-bank.co.jp)

※変更される可能性もありますので、最新情報は都度、公式サイトで確認願います

本文中のリンクURLアドレスが変

ココからは本文の怪しい箇所です。

本文中で怪しい箇所の一つ目は、文中にある以下のリンク2か所です。

  • ▽お手続きはこちらの「https://rqlredw.cn・・・」
  • PayPay銀行の「https://www.japannetbank.co.jp/」

リンク「▽お手続きはこちら」は、先ほどのメールアドレスと同じで「https://rqlredw.cn・・・」から始まるURLとなっており、PayPay銀行のURLではありません。

本物は「https://www.paypay-bank.co.jp/」です。

そしてもう一つのリンク、PayPay銀行の「https://www.japannetbank.co.jp/」の箇所です。

いつのアドレスを載せてるの?って感じです。

PayPay銀行は、2021年4月5日に「ジャパンネット銀行」から商号変更して「PayPay銀行」となり、公式サイトのURLも「japannetbank.co.jp」から「paypay-bank.co.jp」に変更となっている。

いまだに旧ジャパンネット銀行のURLをメールに載せるなんて、本物のPayPay銀行からのメールだったなら、ありえない!

さらに言えば、メール本文上では「https://www.japannetbank.co.jp/」のリンクっぽく表示されていますが、内部のリンク内容を確認したところ「https://yudvxue.cn・・・」というURLが開くようになっており、まったく異なるサイトへ飛ばされます。

もし間違ってリンクをクリックしてしまった人は、スグに「×」で閉じましょう!

間違っても個人情報を入力するようなことだけは、絶対にしないでくださいね。

最近はロゴがないのも違和感

そして少し前の「NHKプラスアップグレードサービスお知らせ」迷惑メールの時にも書きましたが、最近はどこの会社でもメールにロゴマークが付いているのに、今回の「個人情報の更新専用URLのご案内」ではロゴが付いていなかったことにも違和感を感じます。

最近は本物も偽物も画像(※ロゴを含む)の無いメールは少なくなったので、画像が付いていないメールだったらまず、迷惑メールを疑います私は...

この感、ほぼ100%で当たります。

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個人情報の更新案内(まとめ)

今回のPayPay銀行を騙った件名「個人情報の更新専用URLのご案内」の詐欺メール、旧ジャパンネット銀行のURLを貼り付けていたり、複数の異なるドメイン名のメールアドレスで同じメール文章を送ってきたりと、疑わしい箇所が多い迷惑メールでした。

PayPay銀行としては初の迷惑メールでしたが、今後は増える予感がするので、迷惑メールを見抜くポイントをまとめた以下の記事が参考になれば幸いです。

迷惑メールの被害に遭わないため、おさえておきたい見抜く方法!
最近の迷惑メール(詐欺メール)はかなり巧妙になっています。私も最初は迷惑メールを見抜く方法を知りませんでしたが、何度もブログで迷惑メールの記事を書き、少しずつ詐欺の手口がわかってきました。迷惑メールは見抜く方法さえ知れば怖くないので参考に!

もし「脅す、不安にさせる、焦らせる」系のメールが届いたときは、他にもAmazon、Google、NTT、NHKなどの詐欺メールも記事にしていますし、ほかに「詐欺サイトへの誘導」「TwitterのDMで騙された」など、いろいろ私は遭遇していますので、こちらもよかったら↓

迷惑メール
「迷惑メール」の記事一覧です。
ネット詐欺情報
「ネット詐欺情報」の記事一覧です。

最後に、詐欺の被害に遭わなくなるためにはセキュリティソフトも有効です↓



詐欺サイト、迷惑メールの中にはセキュリティソフトでチェックされるものもあるので、月数百円で安心が買えるならインストールすることをオススメします。

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では、また。

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