SSD換装の定番フリーソフト「EaseUS Todo Backup」を使ったにも関わらず、何度やっても「0x1560e009」エラーによりクローンが失敗して完了できない!
SSD換装、本当なら数時間で完了できるのにエラーに悩み、2日も時間を使いました(T_T)
ちなみに今回のエラーは前回の「外付けSSDが認識しない」と同様、私は相性を疑っています。
では、今回私が定番フリーソフトを使ったのにクローンに失敗した体験談を紹介していきます。
もし同様のエラーで悩んでいる方、本記事が参考になれば幸いです。
クローンに失敗したパソコンとは
冒頭で書いた様に今回のクローンエラーも「相性が原因なのでは?」と疑っているので、まずはSSD換装するパソコン(※機種)について紹介します。
機種は7年ほど前に販売を開始した「Lenovo G560」というパソコンです。
購入当時のOSはWindows7ですが、少し前にWindows10へバージョンアップしているのでサポート切れの問題はクリアしている端末です。
そんなLenovo G560で「なぜ、相性を疑っているのか?」と言うと、クローンソフトでエラーが出たことだけでなく、SSD換装で必要となる外付け用ケースでも相性に悩んだからです↓
では、端末紹介などはこれくらいにして、クローン作業で発生したエラーを紹介します。
※成功(※解決)した方法は後ほど紹介!
失敗したクローンソフトと現象
最初に言っておきますが今回のエラー、あくまで私のPC「Lenovo G560」との相性が悪かったと思いますので、その点は誤解のない様にお願いします。
一応、ググれば上位表示されるクローンの定番フリーソフトですから...
ソフト「EaseUS Todo Backup」
エラーが発生したのは「EaseUS Todo Backup Free10.6」というソフトで、先に書いたようにSSD換装のクローンでは「定番」として紹介されているソフトになります。
EaseUS Todo Backupの説明
指定したドライブやパーティション、フォルダやファイルをイメージ化してバックアップできるソフト。ドライブ・パーティションなどをイメージ化してバックアップする“バックアップ”機能、バックアップイメージをもとにドライブ・パーティションなどを復元する“リストア”機能、および指定したドライブやパーティションを丸ごとコピーする“クローン”機能の3つを備える。
また、CDやDVDなどの各種メディアに合わせてファイルを分割するなど、バックアップ作業やデータ移行作業に便利な機能や、単体でブート可能なCD版の「EaseUS Todo Backup」を作成する機能も備える。CD版を利用すれば、Windowsがインストールされたシステムパーティションの復元も可能。
引用:窓の杜
参考までに、私が参照したリンクを紹介しておきます↓
やっぱ定番+人気ソフトが一番!
と思い「EaseUS Todo Backup Free10.6」でクローンすることを決めたのですが、結果的には何度やっても同じエラー「0x1560e009」が表示されてしまい、処理を完了することができませんでした。
エラー「0x1560e009」の現象
エラーの現象をもう少し詳しく説明すると以下です。
クローンの序盤は順調に進んでいきますが、あと少しで完了というところで「操作は失敗しました。プログラム または コンピュータを再起動後、再実行してください。0x1560e009」というエラーメッセージとエラーコードが表示されて失敗します。
もしかするとたまたま?
と思ったので、再実行しましたが結果は同じです。
また終了直前に「操作は失敗しました...再実行してください。0x1560e009」という同じメッセージが表示されて失敗しました。
クローンに費やす一回の時間は「Lenovo G560」程度のスペックだと、約3時間かかります。
この時点で2回の失敗により6時間を無駄にしており、さすがに「何かあるのでは?」と思ってネットを検索してみると、気になる書き込みを見つけました。
バージョンによってエラー発生!
気になった書き込みというのは「EaseUS Todo Backupのバージョンによってはエラーが発生する事もある!」という書き込みと「バージョンの古いプログラムをダウンロードして実行すると問題なく正常終了する!」という書き込みです。
解決策らしき書き込みが見つかったので古いバージョンのプログラムをダウンロードして試そう!と一度は思いましたが成功する保証はない!
再度古いバージョンで試して、また失敗すれば3時間が無駄になる...という思いが頭をよぎり、別のフリーソフトを探すことにしました。
成功したクローンソフト
探した結果、EaseUS Todo Backupと同様にクローンの定番である、もう一つのフリーソフトを発見!
新しく見つけた↓のソフトで無事にクローンを完了できました。
ソフト「AOMEI Backupper」
見つけたクローンソフトは「AOMEI Backupper Standard v4.0.6」というバージョンのソフトです。
AOMEI Backupperの説明
指定したドライブやパーティションを丸ごとバックアップできるソフト。ドライブやパーティションをイメージバックアップするほか、ドライブやパーティションの内容をそのままコピーしたクローンを作成することも可能。システムドライブをOSが起動したままバックアップすることもできる。またWindowsが起動していない状態でバックアップ・リストアを行うために、Windows PEベースのブータブルCDを作成する機能を備える。バックアップしたイメージファイルを仮想ドライブとしてマウントし、中身のファイルへアクセスすることも可能。
引用:窓の杜
基本的には「AOMEI Backupper」も「EaseUS Todo Backup」も機能としては似ており、SSD換装のクローンとして使うだけなら、どちらのソフトを使っても差はありませんでした。
操作としても、多少違いますがほぼ考え方は同じだし、時間としてもほぼ同じです。
参考までに「AOMEI Backupper」についても私が参照したサイトを紹介をします↓
無事にクローンが終了した結果、大満足の結果です。
もし興味があれば↓
今回のクローンの失敗で「もう少し効率的に作業すればよかった!」と感じた点があったので、ついでに紹介します。
SSD換装に費やす時間の短縮方法
クローンは時間がかかります。
今回のSSD換装パソコン「Lenovo G560」程度のスペック(※CPU:Core i3 330M、メモリ:4GB)だと、成功したソフト「AOMEI Backupper Standard v4.0.6」を使っても、失敗したソフト「EaseUS Todo Backup Free10.6」を使っても、クローン作業にかかる時間はほぼ同じ「約3時間」必要です。
■クローン対象のストレージ容量・使用量
- 320GB中80GBを使用中
少しでも時間を短縮したい!と考えるのは当たり前です。
そこで、少しでも短くするために一手間です。
事前にディスク使用量を減らす
もし移動できるファイル(※画像、動画、音楽ファイルなど)があるなら、事前に外付けHDDなどへ移動し、ディスク使用量を減らしておくとクローンに費やす時間を短縮することができます。
クローン成功(まとめ)
前回の外付けケースの相性に続き、今回のクローンソフトでの相性。
数々のトラブルはありましたが、SSD換装が無事に完了し、結果は大満足です。
今回の記事を見ていただいた皆さんの完了を願い、終わりたいと思うます。
では、また。
追記:現在は在宅勤務で活動中↓
SSD換装が完了した「Lenovo G560」は、在宅勤務専用機としてシッカリ利用中です。
また、このSSD換装後にブログ専用機として格安パソコン「Lenovo ideapad slim 150」を購入したので、もし安いパソコン探している方、低スペックのパソコンを買ってシマッタと思っている方、こちらの記事も参考になればと思います。
あと、chromebookが気になっている方はこちらも↓
コメント
私もEaseUS Todo BackupによるSSD換装がうまくいかず、このページを参考にAOMEI Backupperを使ってみたところ、無事起動しました。おかげさまで助かりました。ありがとうございました!
oguraさん、はじめまして。
SSD換装の無事起動おめでとうございます!
この手の問題は、遭遇すると無駄な時間を使ってしまいますので、お役に立てて幸いです。
LenovoG560のバックアップ領域のクローンができなくて困っていましたが、ここの記事で解決できました。ありがとうございます。