ブログを書く時、画面にエラーが表示された時、Web画面上で申し込みや手続きを行った時など、画面のスクリーンショット(スクショ)を撮りたい場面は意外と多く、状況によって撮りたい範囲も様々です。
そこで、今回は最低限「この5つのスクリーンショットの撮り方は覚えておくと便利!」という方法をご紹介します。
クリップボードに撮る方法
スクリーンショットの撮りたい範囲は状況によって様々です。
- パソコン画面全体のスクリーンショットを撮りたい
- 選択しているウインドウのスクリーンショットを撮りたい
- 範囲を選択してスクリーンショットを撮りたい
では、それぞれのスクリーンショットの撮り方を説明します。
PC画面全体のスクリーンショット
まずは、以下のようにタスクバーも含めた画面全体のスクリーンショットを撮りたいときです。
PC画面全体のスクリーンショットの撮り方
- キーボードの「PrtSc」キーを押下する
- クリップボードに保存されます
取得した画像をファイルに保存するときは、以下の様に行います。
クリップボードからファイルに保存する方法
※Windows標準ソフト「ペイント」の例
- 「スタート」-「Windowsアクセサリ」から「ペイント」を起動する
- 画面上の「貼り付け」ボタン を押す
- 「ファイル」-「名前を付けて保存」を選ぶ
- 保存場所を選択後、ファイル名を指定し「保存」ボタンを押す
※「2.」のペイントへの画像貼り付けは、キーボードの「Ctrl」+「V」でも可能です
ウインドウのスクリーンショット
続いては、パソコン画面全体ではなく以下のように、選択(アクティブ)になっているウインドウのみスクリーンショットを撮りたい方法です。
ウインドウのスクリーンショットの撮り方
- キーボードの「Alt」+「PrtSc」キーを押下する
- クリップボードに保存されます
選択範囲のスクリーンショット
最後は、以下のようにスクショしたい範囲を選択してスクリーンショットを撮る方法です。
選択範囲のスクリーンショットの撮り方
- キーボードの「※Windowsキー」+「Shift」+「S」キーを押下する
- 画面が暗くなったら、スクショしたい範囲をマウスドラッグする
- クリップボードに保存されます
ちなみにEdgeブラウザ上であれば、以下の方法でもスクリーンショットを撮ることができます。
Edgeブラウザ上で選択範囲のスクリーンショットを撮る方法
- キーボードの「Ctrl」+「Shift」+「S」キーを押下する
- 画面が暗くなったら「エリアをキャプチャする」を選ぶ
- スクショしたい範囲をマウスドラッグする
- 「コピー」または「キャプチャをマークアップ」を選択する
※コピー:クリップボードに保存
※キャプチャをマークアップ:Webキャプチャで加工などをしてファイルに保存可能
Edgeブラウザ上でページ全体のスクリーンショットを撮る方法
- キーボードの「Ctrl」+「Shift」+「S」キーを押下する
- 画面が暗くなったら「ページ全体をキャプチャ」を選ぶ
- Webキャプチャの画面が立ち上がるので必要に応じて加工してファイルに保存する
この3つの方法を使い分けてスクショを撮れば、面倒な加工をする手間も減ると思います。
ただ、スクリーンショットを撮ってからペイントなどのアプリを立ち上げて保存するなんて面倒だな~と思うこともあります。
ファイルに自動で保存する方法
たとえば仕事で「ソフトウェアのインストールマニュアルを作成する」ときなどです。
画像をたくさん撮らないといけないし、その都度、名前を付けてファイルに保存するなんて、かなり効率が悪くて面倒な作業です。
PC画面全体のスクリーンショット
そんなときには、勝手に連番をつけて保存してくれる以下の方法が便利です。
デフォルトで設定されている保存場所は「ピクチャ」フォルダの中の「スクリーンショット」というフォルダです。
範囲を選択したスクリーンショットの撮り方
- キーボードの「※Windowsキー」+「PrtSc」キーを押下する
- 自動で名前をつけて保存されます
操作マニュアルを作成するときなど、このスクリーンショットの撮り方を知ってからは操作順序を意識して名前を付けて保存したりする手間もなくなり、かなり効率が上がりました。
アプリを使ってスクショする方法
上記は単純な撮り方ですが、より高度な機能で撮影したいときはアプリケーションを活用して撮ると良いでしょう。
Windows10には標準で「Snipping Tool」というアプリケーションがインストールされていますので、撮影範囲だけでなく時間や形状を指定して撮ることも可能です。
Snipping Toolでの撮り方
- スタートメニューの[Windows アクセサリ]から[Snipping Tool]を選択する
- 「モード」「遅延」タブより希望の撮影方法を指定する
- 「新規作成」を選択してスクリーンショットを撮る
モード、遅延では以下のような条件を指定することができます。
モード
- 自由形式の領域切り取り
- 四角形の領域切り取り
- ウィンドウの領域切り取り
- 全画面領域切り取り
遅延
- 待ち時間なし
- 1~5秒の指定
スクリーンショットが撮れない画面
少しだけ補足します。
本記事で紹介した方法でスクリーンショットを撮ろうとしたけれど「取れない!」という場合、以下のような理由が考えられます。
- セキュリティ対策でスクリーンショットを制限している端末
- 転載が懸念される動画サイトで運営元が制限
- 個人情報を掲載したWeb サイトで運営元が制限
場合によってはスクリーンショットの撮れないこともある点を理解しておきましょう。
スクリーンショット(まとめ)
スクリーンショットは他にも「スクリーンショットを自動で保存する場所を変更」など、まだまだ奥が深いですが、最低限、今回記事で紹介した方法を覚えておくとかなり役立つと思います。
今回の記事、少しでも参考になれば幸いです。
ではまた。
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