私は数ヶ月前、在宅勤務の効率を上げるために仕事用で24型の外付けディスプレイを購入しました。

しかし、せっかく買ったディスプレイを仕事用だけで使うのももったいないと思い、もう一台のパソコンでもディスプレイ切り替えて使いたいと思い、2台のPCで同じディスプレイを繋いで利用しています。
現在は、2台のパソコンのディスプレイ切り替えをボタン一つで行えるようになっていますが、この方法を知る前は「ケーブルを差し替えて使う!」という手間のかかる方法で切り替えていました。
差し替えて使っているころは、コネクタの口が悪くなる不安もありました。
そこで、1台のディスプレイを2台のパソコンで共有する方法を調べたところ、通常は切替器を使ってディスプレイの切り替えを行う方法が一般的であり、「ディスプレイを複数のパソコンで共有する方法」というキーワードで検索すると、ほとんどが切替器を使った方法がヒットします。
しかし、今回私が紹介する方法は、切替器を使わずにディスプレイを共有する方法です。

この記事では、パソコン2台をモニター1台で切り替えて利用するときの接続方法と、切り替えの方法について紹介します。
この方法は、ディスプレイの機能を利用する方法なので、もしかすると、皆さんも新しい機器(切替器)を買わずに実現できるかもしれません。
PC2台で画面1台を共有する方法
「2台のパソコンで1台のディスプレイを共有する方法」について、切替器を使わずに接続する方法を紹介します。
まず、対象とするパソコンとディスプレイの接続方法を説明します。
PCとディスプレイの接続方法
対象とするパソコンは、在宅勤務用の「Lenovo G560」と持ち運びブログ更新用「Lenovo ideapad slim 150」の2台です。
これらのパソコンは格安で購入したパソコンになりますが、現在、私が使っているPCの中のメインで使う機種になっています。

そして、ディスプレイは数カ月前に買った「AOC 24B1XH/11」です。
それぞれの端子一覧は以下の通りです。
機器 | 端子 |
---|---|
在宅勤務用パソコン「Lenovo G560」 | D-Sub×1、HDMI×1 |
ブログ更新用パソコン「Ideapad slim 150」 | HDMI×1 |
外付けディスプレイ「AOC 24B1XH/11」 | D-Sub×1、HDMI×1 |
両方のパソコンにHDMI端子があるため、本来は両方をHDMIで接続したいところですが、今回は安価なディスプレイを購入したため、HDMI端子が1つしか付いていませんでした。
そこで、パソコンとディスプレイの端子の組み合わせを考え、以下の様に接続することにしました。
パソコン2台とディスプレイ1台で接続するイメージ
■Ideapad slim 150(※HDMI端子)
■Lenovo G560(※D-Sub端子)
以下の様にそれぞれのパソコンに差してあるケーブルを、外付けディスプレイの背面に接続します。
今回のようにD-Sub用とHDMI用の入力端子があるディスプレイの場合、ケーブルがそれぞれ1本ずつ付属されていることが多いので、別途ケーブルを購入する必要はありませんでした。
HDMI端子が2つのディスプレイではなく、D-Sub用とHDMI用の入力端子がそれぞれ一つずつ付いているディスプレイで、結果的によかったです。
そして、ケーブルを接続するだけで、ディスプレイは2台のパソコンを自動で認識します。
とくに設定することはありません。
次に、ディスプレイの切り替え方法について説明します。
ディスプレイの切り替え方法
切り替えの方法はディスプレイによって操作が異なるかもしれませんが、私が使っているAOC 24B1XH/11は以下の手順で切り替えができます。
ディスプレイの切り替え方法
ディスプレイ下面の赤丸箇所のボタンを押してメニュー画面を開きます。
ボタンを押下すると以下のような画面が表示されるため、切り替えたいパソコンの接続端子を選択します。
例えば、HDMIからD-Subに切り替えたい場合は「D-Sub」を選択します。
繰り返しボタンを押すことで「D-SUB」⇔「HDMI」が切り替わりますので、切り替えたい端子(パソコン側)が選択された状態になったら、ボタンから手を放します。
数秒間待つと、ディスプレイに接続されたパソコンの画面が表示されます。
以上の手順で、ディスプレイを切り替えることができます。
pc2台モニター1台(まとめ)
通常、2台のパソコンで1台のディスプレイを共有するには切替器を使うことが一般的ですが、切替器を買わずに2台のパソコンで同じディスプレイを使うことができる方法を紹介しました。
私のように在宅勤務用パソコンとプライベート用パソコンで1台のディスプレイを共有して使いたいと考えている人は多くいるんではないでしょうか。
ディスプレイを共有すると、卓上スペースを有効活用できるようになります。
ただし、例えば、株取引しながらゲームをするなど2台のパソコンの画面を同時に表示したい人には今回のディスプレイを切り替えて使う方法にはメリットがないです。
そのため、使用目的に合わせて適切な方法を選ぶとよいでしょう。
また、ディスプレイ購入時には、端子の数を調べて購入することが重要です。
私の場合、端子の数を調べずにディスプレイを購入したため、HDMIで2台のパソコンを接続できなかったことは、少し後悔しています。
次回買うときは、あと数千円余分にお金を出してHDMI端子の複数ついているディスプレイを購入しようと思います。
やっぱり、汚い画質より綺麗な画質で表示された方が気持ちいいですから。
また、本ブログではChromebookパソコンのことも書いていますので、こちらの記事も参考になれば幸いです。

ではまた。
コメント