ブログ初心者だった頃の失敗談。
その一つに「WordPressのカテゴリー変更」によりPV数を激減させた失敗があります。
しょせん弱小ブログなので1日当たりのPV数は微々たるものですが、それでも4割もPV数が落ち込んだのはショックが大きかった。
その時の悪夢のような経験談を書いていきたいと思います。
パーマリンク指定の失敗
問題を起こしたブログは雑記ブログ。
初心者だった私はデメリットを考えず、パーマリンクへカテゴリーを指定したブログを立ち上げた。
当時はGoogleさんに評価されはじめ、PV数も増えはじめていた頃です。
もちろん記事もそれなりに増え、最初に作ったカテゴリーでは上手く分類できなくなってもいた。
そこで、
なにも考えず「パーマリンクの設定を変更」
その瞬間、せっかく積み上げた評価がすべてパーに...。
ちなみに変更前の「日あたりPV数」は約180PV。
それが翌日には110PVまで低下。なんと4割もPV数が減少しました。
一時的なものだろう!
そんな風に思っていたが、3週間経っても前のPV数に戻る気配はない。
と言うか、その後も徐々に減り100PVを切ってしまいました(T_T)
原因は「%category%」指定
今回、PV数に影響を及ぼした原因は、パーマリンク指定を「/%category%/%postname%/」にしていたことです。
%category%とは
カテゴリー名 (カテゴリー新規追加 / 編集パネルのスラッグ) を取得します。サブカテゴリーは入れ子になったURIとなります。
%postname%とは
投稿名 (投稿 / 固定ページ編集パネルのスラッグ) を取得します。例えば、「This Is A Great Post!」というタイトルであれば、「this-is-a-great-post」というURIになります。
パーマリンクへ「/%category%/%postname%/」と設定した場合、記事のURLは「https://「自分のサイト名」/「カテゴリー名」/「投稿名」/」となります。
そのため、カテゴリーの変更するということは「記事のURLが変更になる!」ということです。
せっかくGoogleへインデックス登録された記事も、存在しない記事となり新しい記事として扱われることになります。
対処法とパーマリンク設定
私の失敗は大きく2つ。
- パーマリンクにカテゴリーを入れたこと
- 変更後にリダイレクトしなかったこと
どちらか一方でも失敗していなければ、今回のPV数激減を招くことはなかった。
パーマリンクに「%category%」を指定しない
最近は「カテゴリーの変更はよくあること!」と思っている。
そのため、新しく立ち上げるサイトに対しては、パーマリンクにカテゴリーを指定することはヤメました。
投稿名「/%postname%/」のみ指定
パーマリンクには「/%postname%/」のみ設定するようにしている。
これなら記事のURLは「https://「自分のサイト名」/「投稿名」/」となるので、カテゴリー変更は自由に行えます。
カテゴリーをURLへ入れたほうが、わかりやすく・キレイに整理することができるかもしれません。
しかし私のようにキチンと考えずにカテゴリーを作成すると、後々カテゴリーを変更したくなるので、初心者や雑記ブログの人は「パーマリンクにカテゴリーを入れる設定」はオススメできない。
変更したらリダイレクトする
すでに立ち上げたサイトについては、今からパーマリンクを設定しなおすのは難しい。
そこで旧サイトについてはリダイレクトの設定をするようにしている。
プラグイン:Redirection
Redirectionプラグインとは
あるURLを別のURLへリダイレクトさせる設定のできるプラグインで、ブログの引っ越しなど、公開記事のURLが変更になる場合に使えるプラグイン。
この設定さえしておけば、旧のURLでアクセスされても自動で、変更後のアドレスへ転送してくれるので、アクセスの低下は防げます。
今回の失敗により多くのことが学べた。
今後は、記事のURL変更や、サイトの引っ越しなど、注意して行いたいと思います。
ではまた。
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