最近多い、差出人に「Amazon」という文字が入っている迷惑メール。
- Amazonキャンペーン
- Amazonカスタマーサポート
- AmazonPR
パッと見は「Amazon」からのメールのように思えますが、件名や本文を見ると明らかにAmazonが送ってきているメールではありません。これらのメールにてメールボックス一杯となり、かなり迷惑です。
そんな有名企業を装った迷惑メール、最近では警視庁も注意喚起しています。
実在企業を装うメールに注意喚起
警視庁が「実在する企業を装ったメールが出回っていることを確認した」とのこと。
昨年から、実在する企業を装ったウイルス付きメールが出回っていますが、本年10月には、再び多数のメールが出回ったことを確認しました。
警視庁:実在する企業を装ったウイルス付きメールに注意!
実際、私の所に「迷惑メール」が届くようになったのも時期的にピッタリです。
どれも「Amazon Pay詐欺:入金完了のお知らせ・ ご請求内容のお知らせメールに注意!」という記事内で紹介したAmazonから届くメールアドレスの種類(Amazonの公開サイト情報「Amazon.co.jpからの連絡とフィッシングの見分け方について」)で記載のないアドレスばかりです。
実際にはこんな迷惑メール↓
ちなみに最後のAmazonPRについては「配信停止はこちらから」的な記載が一番下に配置されている。
迷惑メールですから、怖くて配信停止なんてできませんが...。
迷惑メールの種類は大きく5種類
現在、世の中に出回っている迷惑メールは大きく分類すると以下の5種類です。
- 広告宣伝メール
- 架空請求メール
- 詐欺・なりすましメール
- ウイルスメール
- お金儲けのメール
この中では「広告宣伝メール」「お金儲けのメール」がけっこう多く、半年に数回程度は「架空請求メール」「詐欺・なりすましメール」が届きます。
広告宣伝メールとは
出会い系やアダルト系、サービスや商品の販売などの広告が送られて来ます。
メール本文にはURL(リンク)があり、クリックすると別のサイトへ飛ぶようになっています。
基本的にはURL(リンク)をクリックしなければトラブルに巻き込まれることはないので即削除しましょう。
架空請求メールとは
使った覚えのない料金を請求されます。
基本的には返信や連絡さえしなければ問題ないので、連絡せずメールは削除をしましょう。
不安ならメールの件名や差出人でググってみるとよい。
問題のあるメールであれば今の時代、情報がゴロゴロ出てくるはずです。

詐欺・なりすましメールとは
企業からのお知らせメールを装って、本物を偽装したホームページへ誘導し ログインID、パスワード、クレジットカード番号などの個人情報を入力させ騙し取る手口です。
絶対にメールのリンクからは接続しないようにしましょう。企業がメールのアドレスよりユーザ・パスワードを求めることはありません。
ユーザ・パスワードの情報を入力する場合は、必ずログインする企業サイトのURLを自分で入力してから入れるようにしましょう。

ウイルスメールとは
メールや添付ファイルを開いただけでウイルス感染することもあります。
メールを開いてしまうことは100%防げないが、添付ファイルだけは絶対に開かないようにしましょう。
ウイルス対策ソフトを入れておけば、メールを開いて「ウイルス感染」しても守られます。
最近はスマホ(android)にも対応しているので、ウイルス対策ソフトのインストールをオススメします。
ちなみに、ウイルス対策ソフトをインストールしてあった効果については、以下が一例です。

お金儲けのメールとは
「簡単に儲かる!」とか「月収○○万円」などのサイドビジネスや副業を勧誘するメールです。
「簡単に儲かる」「楽に稼げる」「お金を貰えます」などの甘い言葉には裏がある!と思うようにしましょう。
私が少し前に記事にした、Twitterのダイレクトメールも同様の手口です。

迷惑メールは受信拒否設定が一番
迷惑メールがあまりにも鬱陶しい時には、地道に受信拒否設定を行うのが一番だと思います。
拒否設定はドメイン単位(※@の後ろ)で指定できたり、一部の文字が含まれている場合に拒否するなど、指定方法もいろいろありますので、上手く設定すれば、かなり減らせると思います。
例えばこちら↓
私だったら「tpointcard.com」で拒否設定します。
メール受信拒否設定の方法
自分の関係するメールの拒否設定方法をリンクします。
よかったら参考にどうぞ。
最後に
実在する企業を装ったメールは今後、さらに増えていくと思います。
以下のように、自分で気をつけてトラブル回避しましょう。
- 怪しいメールは無視
- ウイルス対策ソフトのインストール
- 迷惑メールの受信拒否
ではまた。
コメント