最近、パソコンが重くて原因を調べたら「ウイルスバスター」のせいだった。
私のパソコンのタスクマネージャーを確認したところ、問題になっていた箇所は以下の2点です。
- プロセスタブの「Trend Micro Anti-Malware Solution Platform」がCPUを占有している
- 詳細タブの「coreServiceShell.exe」がCPUを占有している
上記2点により、常にCPU使用率が30%以上になっていました。
そんな問題が、数か月ぶりに解決しました。
今回は、ウイルスバスター クラウド 月額版のCPUの使用率が高いときの解決方法について説明します。
私と同様に困っている方、参考になれば幸いです。
CPU負荷が高くなるバージョンとは
問題となっているウイルスバスターのバージョンについては「ウイルスバスタークラウド月額版」のバージョン16.0(※現時点の最新版)です。ウイルスバスタークラウド版とは違いますのでご注意を。
ちなみに今回の問題が解決する前には「再インストール」「再起動」など、試せることはすべて行いましたが、どれも解決しませんでした。
発生していた現象と問題点
発生していた現象
問題が発見できたのは「最近パソコンが重い!」と感じ、タスクマネージャーを確認してからです。
現象としては、通常、CPU使用率が10%以下で動作するところを、動作が重いと感じ始めた頃からは、常にCPU使用率が30%を越えてました。
そのCPU使用率は、以下のプロセス・プログラムがほぼ利用していました
- プロセスタブ:Trend Micro Anti-Malware Solution Platform
- 詳細タブ:coreServiceShell.exe
これらは、共に「ウイルスバスター」が使っているプログラムになります。
CPU負荷が高いことによる問題
性能の高いパソコンであれば、あまり気にすることがないかもしれませんが、私の使っているパソコンは、10年前のパソコンと、最近購入した格安パソコン。


そのため、パワーがないため、CPUなどに負荷がかかるとスグにわかります。
使い勝手が悪くなった点をまとめると、
- CPUファンがうるさい
- 持ち出し時にバッテリーがスグなくなる
- 常にパソコンの動作が重い
- パソコンがスグ固まる
そこで、ダメ元で「Trend Micro」へ問い合わせを行いました。
チャットで問い合わせしたら解決
本問題の解決方法は、現時点、ネットを検索しても全く出てきません。
しかし「Trend Micro」へチャットにより問い合わせをしたら、たった10分で問題解決しました。
では、問い合わせ方法と、解決した内容について解説します。
チャットでの問い合わせ方法
チャットによる問い合わせは、以下のリンクより行えます。
◆チャットに接続する前に入力する情報
- お問い合わせ内容-お使いの製品
- お問い合わせ内容-お問い合わせ区分
- お問い合わせ内容-受付番号 (任意)
- 製品の情報-シリアル番号 (ご契約内容の確認のため、ご入力ください)
- お客さまの情報-姓
- お客さまの情報-名
- お客さまの情報-メールアドレス
◆チャットではじめに聞かれたこと
- OSのバージョン
任意の場所は入力しませんでした。
シリアル番号の調べ方については、以下を参照
解決方法と解決後のCPU負荷
トレンドマイクロのサポート担当者とやり取りした結果、以下の更新プログラムを実行してください!と指示がありました。
- VB2020_1600_win_jp_plugDaemonHost_hfb1001.exe
こちらを実行したところ、CPUの使用率が10%前後にまで下がりました。
もちろん、以下のプロセス・プログラムも確認。
- プロセスタブ:Trend Micro Anti-Malware Solution Platform
- 詳細タブ:coreServiceShell.exe
結果は、ともにCPU使用率は0%~数%にまで落ち着きました。
ただ、こちらの修正バージョンの公開は現在調整中とのこと。
手に入れるにはサポート窓口に問い合わせを行い、URLを送信してもらう必要があります。
最後に
私と同様に、ウイルスバスターのCPU負荷が高くパソコンの動作が重い方は、チャットなどで サポート窓口へ問い合わせると、解決するかもしれませんよ。
困っている方は一度、問い合わせてみてはいかがですか。
ではまた。
コメント