妻が最近、投資を始めてパソコンが欲しいと言い出したので、Chromebookを購入しました。
私は普段、スペックの低い格安パソコンを購入することが多く、Chromebookには興味があったのですがまだ購入したことがありませんでした。
しかし、ついにChromebookが我が家にも登場です!
今回も、いつも通り格安のChromebookを選んで購入し、これまで買ってきたパソコンの中では最安のパソコンだったので、私自身あまり期待していなかったのですが、その性能には驚かされました。
そこで、新たに購入したChromebookパソコンの紹介と感想などを書きたいと思います。

この記事では使い方(使い道)次第では「Chromebook(クロームブック)で十分」と感じる使用方法と、私が購入したChromebookの感想、Chromebookのデメリットを感じた点、参考になる記事のリンクなどを紹介しています。
もし、安価なパソコンを探していてChromebookに興味がある方は、参考になれば幸いです。
Chromebookとは何か?
Chromebookは、Googleが開発・販売するコンピューターで、ウェブブラウジングやメール、ドキュメント作成、ビデオ会議など、仕事や勉強、多くの人がパソコンで使っている機能が一通りそろっているパソコンです。
GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどのアプリを簡単に使える上、Googleドライブでファイルを保存して複数のデバイスで同期をすることもできます。
利点(メリット)とは
また、Chromebookは、低価格で手軽に購入できること、軽量でポータブルなので持ち運びがしやすく外出先でも使いやすいこと、長時間バッテリーが持続するので充電の心配が少ないこと、そして高いセキュリティ機能が備わっており、ウイルスやマルウェアにに感染しにくいとされています。
Chromebookはこれらの利点から学校でも利用されており、私の娘も使っています。
欠点(デメリット)とは
ただ、Chromebookには、いくつかの欠点もあります。
例えば、オフラインでの作業には制限があり、ネットワークに接続していない状態では、ファイルの編集やブラウジングが制限されることがあります。
また、WindowsやMacと比較して利用できるアプリケーションが限られることや、システムの拡張性にも限界があります。
Chromebook購入の目的
さきほど述べたように、Chromebookにはメリットもデメリットもありますが、私は今回、妻が最近投資に興味を持ち始めたため、楽天証券の株取引用に購入することにしました。
株取引と言っても「つみたてNISA」と「中長期の国内株式投資」をメインに行っているのでデイトレードのような取引には使いません。
目的は、スマートフォンの小さな画面で投資信託の目論見書を確認するのは不便ということで、いつまでも投資熱が続くのかわからなかったので、安価なChromebookを購入することに決めました。
ただし、実際にChromebookで楽天証券の株取引ができるかどうかは、この時点では不明で、もし使えなかった時は、私が所有する低スペックのパソコンを渡す覚悟でした。

使った感想は後ほど紹介いたしますので、まずは、購入したパソコンを紹介します。
購入商品は「ASUS Chromebook」
今回購入したのは、楽天市場「ひかりTVショッピング楽天市場店」でセール割引され、17,800円という破格値で販売されていた「ASUS ノートパソコン 11.6型 Chromebook Celeron 4GB eMMC16GB ダークグレー C204EE-GJ0253」です。
我が家の最低スペックパソコンを上回る商品仕様(スペック)ですが、価格的にはとても安く買えて満足な買い物でした。
触り心地や外見、サイズや重量
このChromebookの外見については、色は「ダークグレー」で落ち着いた感じで、表面には小さな凸凹があり、手触りがとても良いです。
本体側面と4つの角は丈夫なゴム製パンパーで保護されており、高い耐久性を備えています。
また、幅292mm×奥行き199mm×高さ19.5~20.1mmと小さく、重さも約1.2kgしかないため、持ち運びにも最適です。
付属品も「ACアダプター」「製品マニュアル」「製品保証書」と最低限で、ゴミも少ないため、その点も嬉しいところです。
動作面のスペック
スペックとしてはかなり貧弱であるといえます。
しかし、ChromebookのメリットはWindowsよりもOSが軽いことです。
そのため、同等の動作環境を持つWindowsパソコンと比べると、軽快に動作します。
CPU | CPU名 インテル(R) Celeron(R) N4020 プロセッサー 動作周波数 1.1GHz/2.8GHz キャッシュメモリ 4MB |
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メインメモリ | 標準 4GB 仕様 LPDDR4-2400 |
表示機能 | 液晶ディスプレイ 11.6型ワイドTFTカラー液晶 表面仕様 ノングレア 解像度 1366×768ドット (WXGA) タッチパネル 非搭載 グラフィックス機能 インテル(R) UHD グラフィックス 600 (CPU内蔵) 外部ディスプレイ出力 最大3840×2160ドット |
記憶装置 | eMMC 16GB |
ただし、記憶装置はeMMCなので少々の不安を感じます。
サウンド、通信などの機能
マイクやWebカメラ、無線LAN、インターフェースなどの機能については、最低限の機能が搭載されています。
サウンド機能 | スピーカー ステレオスピーカー内蔵 (2W×2) マイク アレイマイク内蔵 |
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Webカメラ | 92万画素Webカメラ内蔵 |
通信機能 | 無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth(R)機能 Bluetooth(R) 5.0 |
入力機能 | キーボード 78キー日本語キーボード ポインティングデバイス マルチタッチ・タッチパッド |
インターフェース | USBポート USB3.1(Type-C/Gen1)×1 ※6、USB3.0×1 カードリーダー microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード オーディオ マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
セキュリティスロット | 搭載 |
使用目的である株取引には、まったく問題ありません。
電源やバッテリー
電源に関しても、十分なバッテリー性能だと感じました。
電源 | ACアダプターまたはリチウムポリマーバッテリー (3セル) |
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バッテリー | 駆動時間 約12.5時間 充電時間 約2.5時間 |
消費電力 | 最大約45W |
エネルギー消費効率 | 10区分 11.0kWh/年 (A) |
総合的に見ると、このChromebookは基本的な機能が備わっており、長時間のバッテリー駆動時間もあり、価格も手頃だったので、今のところ十分な性能を持ったPCだと思います。
では、実際に使用してみた感想を紹介します。
使い方次第ではChromebookで十分
実際に使用してみた感想としては、私も初めてのChromebookでどこまで使えるか不安でしたが、使い方(使い道)によっては「Chromebookで十分!」と感じる満足度です。
私が使用した使い方としては、まずは当初の目的である「投資」です。
楽天証券の株取引
私も妻も使っている証券会社は「楽天証券」で、ChromebookであればGoogle PlayストアからAndroidアプリ「iSPEED」を入手して使うことも可能ですが、入れてみたらアプリの画面が全画面(フルスクリーン)表示されず、画面表示の問題から使い勝手はイマイチでした。
しかし、私も妻も基本的にはWeb画面で取引を行う派なので、Chromebookを投資に使うパソコンとして選択するのは十分アリだと思います。
ちなみに、楽天証券のOS推奨環境には「Chromebook」OSが書かれていませんが、以下の取引は問題なくできたので、基本的には大丈夫だと思います。
Chromebookで楽天証券で使った機能
- つみたてNISAの積立設定
- 投資信託の目論見書の確認
- マネーブリッジ(楽天銀行との連携)
- 国内株式、米国株式の取引
- ポートフォリオなどの投資状況の確認
WordPressのブログ更新
Chromebookはブログの更新にも十分に使えます。
私は「ロリポップ!」のサーバーで「WordPress」を使用してブログを書いていますが、ブラウザ上で設定変更やブログ更新を行うことばかりなので、まったく問題ありません。
Office365や動画視聴
残りの利用法は一気に紹介します。
Web版のOffice365や、楽天市場・アマゾンでの買い物、ネットサーフィン、YouTube等の動画視聴、基本的にブラウザ上で操作する機能であれば、Chromebookは十分に使えます。
私がパソコンで利用する機能といったらこれくらいです。
もしかすると、皆さんもパソコンで利用する機能といったらこれくらいではないですか?
であれば、Windowsパソコンにこだわる必要はなく、Chromebookで十分だと思います。
Chromebookを使った感想
最後に、私の感想を紹介します。
パソコンの利用法としてブラウザ(Web)をメインで利用している人なら、「Chromebookはコスパ最強」です。
ただ、操作面の違いに慣れる必要がある点もあります。
そのため、私が感じた良い点と悪い点を紹介し、まとめたいと思います。
良かった点(メリット)
Chromebookを使って感じた良い点は、大きく3つあります。
- 起動が早い
- 動作が軽い
- バッテリーの持ちが良い
私が購入したChromebookは、我が家で最安価格(※税込み17,800円)のパソコンですが、どのパソコンよりも起動が早く(※10秒かからない)、ブラウザの表示速度も、SSDを搭載する同等パソコン「Lenovo ideapadslim150」よりも体感速度が上です。
また、バッテリーも最長12.5時間と長く、バッテリーを外して家の中で持ち歩いても一日持ちます。
悪かった点(デメリット)
慣れの問題ですが、使い勝手の悪いと感じた点は「キーボード」です。
ASUS Chromebook C204EE のキーボードは「78キー日本語キーボード」というもので、日本語の漢字変換を「スペースキー」で行います。
私はWindowsパソコンで文字変換するときに「無変換」「変換」キーで行う操作に慣れているため、慣れるまでキー入力ミスが増えそうです。
大きな問題ではありませんが、気になる点といえばコレだけです。
Chromebookパソコンだから「外付けマウスが付けられない!」ということもありませんので、ほとんどWindowsパソコンと変わりません。
また、デュアルディスプレイも出来ました(^^♪

Chromebookの使い方(まとめ)
最後に、今回は妻の投資用に購入したChromebookでしたが、今回のことで私は今後は格安のWindowsパソコンを買うくらいなら、速くて安くて使い勝手が良いChromebookの方にメリットを感じています。
そのため、現在、持ち運び用で使っているブログ更新用端末「Lenovo IdeaPad Slim 150」が壊れたときにはChromebookを購入する予定です、
もし使い道が合っていて、安いパソコンを探しているのなら、ネットで探してみてはいかがですか?
また、もしレノボ(lenovo)のパソコンで良ければ、を安く買う方法がありますので、以下の記事が参考になると思います。

ではまた。
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